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症例報告「仕事の後、腰がいたくなる」

理学療法士の鬼沢です。本日は症例報告をいたします。
なお、個人情報保護の観点から症例は氏名や性別、年齢、出身地、傷病名、傷病にいたった具体的な内容などにおいて一部あるいは全部を改変させていただいております。

性別:女性  年齢:70歳代  疾患名:腰椎すべり症
【現病歴】
草とりをしていて急に立ち上がった際に、腰に痛みを感じた。
物理療法を行っていたが良くならず、当院でのリハビリ開始となる。

【主訴】
仕事をした後、夕方ぐらいに腰が痛くなる。

【理学的検査・治療】
痛みに関しては、10点満点中で0点が全く痛くない。10点が今まで感じた事の無い痛みとして表します。

1回目
本症例様は、左腰~左大腿部に痛みがあり、10点満点中7-8点と強い痛みを訴えていました。
歩行において、左側への体重移動が上手くできておらず、左下肢を使えてないと感じました。
姿勢を確認すると全体的に右下肢優位での荷重姿勢となっており、背骨も右凸に変形していました。

関節の状態をみていくと、
股関節屈曲(曲げる動き)が通常125°に対して、本症例様は90°程度しか曲がらず、
股関節が硬い分を背骨で代償している状態でした。
背骨も変形しており、体重を吸収できず腰に負担がかかっていると推測しました。

今回は、セルフエクササイズ(家で行える体操)に着目してブログを続けます。

問題点に対して、
①股関節周囲筋のストレッチ
②左側への荷重練習を含めた、アキレス腱ストレッチ
③四つ這いでの股関節機能練習         を意識してセルフエクササイズアドバイスをしました。



2回目
2回目の介入時時点では、左腰~左大腿部に痛みは、10点満点中0-1点と概ね改善していました。
本人もすごく驚いており、仕事の後も痛み感じなくなりました。
リハビリに来てよかった!!といっていただけました。

股関節屈曲(曲げる動き)は改善し、125°獲得できました。
背骨に関しては右凸の変形は軽減してきましたが、後弯は残存している状態でした。
また、股関節伸展(後ろに伸ばす動き)が角度は問題無いが、筋肉の伸張性が低下している為、
立位でのオートマティックな反応が出来ず、周囲関節や筋肉で代償していると推測しました。
改めて再度問診をすると、言ってなかったけど左膝に違和感を感じることがたまにあるとの事。

改めて問題点に対して、
①四つ這いでの股関節機能練習:継続
②脊柱エクササイズ
③大腿部前面筋肉ストレッチ            を意識してセルフエクササイズアドバイスをしました。



3回目
3回目の介入時時点では、左腰~左大腿部に痛みはほぼ無く、時折違和感を感じる程度まで改善しました。
しかし、違和感が残存していると再発する可能性もある為、
継続したリハビリ介入をしていき、さらなる状態向上に努めていきます。




セルフエクササイズは重要です!
お家での生活の中に運動を取り入れ、自分の体の状態を確認する事は体を良くする第一歩だと思います。
当院でリハビリを行う中で、
患者様に対して、個別性を考え体操をアドバイスさせていただきます。




今後も患者様の困ったことなどを解決できるよう、少しでも患者様のお役に立てるよう努めていこうと思います。
痛みでお悩みの方は是非当院へお越しください。
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