症例報告「右肩関節周囲炎」理学療法士鬼沢
こんにちは!那珂市後台にあるクリニック、小野瀬医院です。今日は症例報告をさせていただきます。

まずは自己紹介させていただきます。4月から小野瀬医院に就職した理学療法士の鬼沢祐成と申します。
もともとは介護保険領域の介護老人保健施設で務めていました。
体が大きいので目につきやすいと思います!(笑) 宜しくお願いいたします。
本日は症例報告をいたします。
なお、個人情報保護の観点から症例は氏名や性別、年齢、出身地、傷病名、傷病にいたった具体的な内容などにおいて一部あるいは全部を改変させていただいております。
令和元年9月現在
氏名:T様 性別:男性 年齢:40歳代 疾患名:右肩関節周囲炎
【現病歴】
令和元年6月中旬より、手を挙げたり、手をつくと痛みが出現し、様子をみていたが症状改善されず痛みの増悪も見られた為、当院受診しリハビリ開始となる。
【主訴】
右肩が痛い。手をうしろにまわせない。
【理学的検査・治療】
初回リハビリでは右肩の痛みが強く、肩を自分で挙げようとすると100°しか挙がらず痛みも出現していました。肩甲骨や鎖骨の関節柔軟性が低下しており、上手く筋力が発揮できておらずアウターマッスル(表層の筋肉)で動作をしている様子でした。
肩関節に関与している肩甲骨・鎖骨の関節可動域練習、過剰に働いてしまっている筋肉に対してストレッチやリラクセーションを実施していきました。8月上旬の段階では痛みに関しては概ね改善され、可動域に関しても100°から130°まで改善が見られていました。
初回リハビリでは、痛みが出た理由は分からないとのことでしたが、再度問診を丁寧に行い同年5月初旬にスポーツをした際に無理に肩を動かしたからかもしれない・・・。との事でした。
動作確認をしたところ、脊柱(特に腰部)、股関節が硬くなっており、無理に肩関節を動かしてしまっていると推測しました。骨盤の調整や下肢ストレッチを行う事でされなる可動域改善が認められ、現在では150~160°まで改善がみられています。痛みに関しても概ね消失しています。
リハビリ終了後、「凄く楽になった。ホントに来て良かった。」と嬉しいお言葉をいただけました。
今回の患者様は肩関節の痛みでしたが、下肢からの影響が問題になっていた方でした。私は痛みのある部位(局所)をみながら、全体をみるのが必要だと感じました。なので首や肩が痛いのに歩くのを見せて頂いたり、足をストレッチすることも有ると思います。もちろん説明はしっかりとさせていただきます。もし質問などあれば遠慮なく聞いてください!
今後も患者様の困ったことなどを解決できるよう、少しでも患者様のお役に立てるよう努めていこうと思います。
痛みでお悩みの方は是非当院へお越しください。

まずは自己紹介させていただきます。4月から小野瀬医院に就職した理学療法士の鬼沢祐成と申します。
もともとは介護保険領域の介護老人保健施設で務めていました。
体が大きいので目につきやすいと思います!(笑) 宜しくお願いいたします。
本日は症例報告をいたします。
なお、個人情報保護の観点から症例は氏名や性別、年齢、出身地、傷病名、傷病にいたった具体的な内容などにおいて一部あるいは全部を改変させていただいております。
令和元年9月現在
氏名:T様 性別:男性 年齢:40歳代 疾患名:右肩関節周囲炎
【現病歴】
令和元年6月中旬より、手を挙げたり、手をつくと痛みが出現し、様子をみていたが症状改善されず痛みの増悪も見られた為、当院受診しリハビリ開始となる。
【主訴】
右肩が痛い。手をうしろにまわせない。
【理学的検査・治療】
初回リハビリでは右肩の痛みが強く、肩を自分で挙げようとすると100°しか挙がらず痛みも出現していました。肩甲骨や鎖骨の関節柔軟性が低下しており、上手く筋力が発揮できておらずアウターマッスル(表層の筋肉)で動作をしている様子でした。
肩関節に関与している肩甲骨・鎖骨の関節可動域練習、過剰に働いてしまっている筋肉に対してストレッチやリラクセーションを実施していきました。8月上旬の段階では痛みに関しては概ね改善され、可動域に関しても100°から130°まで改善が見られていました。
初回リハビリでは、痛みが出た理由は分からないとのことでしたが、再度問診を丁寧に行い同年5月初旬にスポーツをした際に無理に肩を動かしたからかもしれない・・・。との事でした。
動作確認をしたところ、脊柱(特に腰部)、股関節が硬くなっており、無理に肩関節を動かしてしまっていると推測しました。骨盤の調整や下肢ストレッチを行う事でされなる可動域改善が認められ、現在では150~160°まで改善がみられています。痛みに関しても概ね消失しています。
リハビリ終了後、「凄く楽になった。ホントに来て良かった。」と嬉しいお言葉をいただけました。
今回の患者様は肩関節の痛みでしたが、下肢からの影響が問題になっていた方でした。私は痛みのある部位(局所)をみながら、全体をみるのが必要だと感じました。なので首や肩が痛いのに歩くのを見せて頂いたり、足をストレッチすることも有ると思います。もちろん説明はしっかりとさせていただきます。もし質問などあれば遠慮なく聞いてください!
今後も患者様の困ったことなどを解決できるよう、少しでも患者様のお役に立てるよう努めていこうと思います。
痛みでお悩みの方は是非当院へお越しください。